PR戦略

プロの手を借りる

日本では「販売促進はPR」であると一義的に捉えがちですか、本来のPRの意味は、企業や団体が、社内・社外・国内・国外等のあらゆる公衆(Public)と良好な関係(Relation)を築き上げる活動、と定義することが出来ます。この場合の公衆(Public)には、マスメディア、政府、競合他社、顧客、顧客で無い消費者、投資家、取引会社、社員、アルバイトなど、事業活動に関わるあらゆる関係者が含まれていて、「それら関係者との間に自社の良い評判を作る活動その全て」がPR戦略ともいえるでしょう。

 

とはいえ、本格的なPR戦略に欠かせないものはメディア媒体、特にTVによるPRです。消費者に対して最も巨大なインパクトと集客誘引力を与えるのはテレビ番組です。大手全国新聞に記事が載ったとしても、全国ネットのテレビ露出の影響力を上回った事例はまず聞いたことがありません。「ダイエットにはココア」と言えば、全国のスーパーから「ココア」が消えてしまうことが良い例です。納豆やバナナもありました。これがマーケティングPRの現実なのです。

 

TVの次、あるいは同等にPR活動で大切な媒体がインターネットです。PR戦略の弱点として、その集客効果の計測方法が長い間指摘されてきましたが、近年ではインターネットの発達により、メディアで仕入れた情報をインターネット上で検索するという人々の消費行動様式が定着化してきました。情報の入り口であるマスメディアへの施策を施した後は、必ずその情報の出口(クロージングポイント)であるインターネットへの施策も同時に施すことが大変重要になっているのです。

 

TVとインターネットという、「クロスメディア」を駆使したPR戦略が最も重要で効果的あることは、理解いただけると思いますが、「実際にTVで情報を取り上げられること」をすぐに出来得る企業はよほどの大手であってもできることでは無いようです。そこで、PR戦略を仕事とするプロの手を借りることも必要なのではないでしょうか?その実績と分析力で、商品をPRするノウハウを持っているプロのPR会社を通している企業も少なくありません。

 

一般の企業がクロスメディアPR戦略を成功させるためには、まず第一に的確なマスメディアプロモートを成功させるパートナーが必要となるでしょう。外資系PR会社の活動や、市場優位性を持つ競争力をいち早く気付き上げたベンチャー企業、政党、タレント、作家などがPR会社へプロモーション業務を外部委託していたことなどから、一般企業や団体の間でもPR会社への需要が年々高まりつつあるのです。本格的・より効果的なPR活動をしたいのであれば、プロの手を上手に借りるのも時代の潮流かもしれません。